冬の思い出

富山は明日からどうやら『雪』が降るらしい。しかし、明日からは関東方面へのお客様宅へ、家具たちと共にお邪魔するので富山とはしばらく離れることに。

富山は雪国で降雪量が多い。しかし、最近じゃあまり雪も降らず、『スキー場』が一日も営業しない年もあった。僕はスキーを趣味としているので、寂しいかぎりだ。

富山県のスキー場は、コースの距離が短く、あまり滑スペースも限られている。

大学時代の『卒業旅行』でカナダの『ウィスラー』へ行った時のことだが、度肝を抜かれた。山頂の気温は-16度で、危うく凍傷になりかかったが、距離と雪質がぜんぜん違う。距離は覚えてないが、メッチャ長い。メッチャメチャ。

しかも、驚いたことに山ひとつが丸々スキー場で、滑ってはいけない規制された場所が全くない。

ガイドをしてもらった現地の人に、どう見ても45度以上ありそうな傾斜の斜面を見て、『ここから滑ろう!!』と言われ、スキー部だった僕でもビビッた。結局、滑る事ができなかった。(ガイドは『下で待ってるから』とジャンピングターンをしながら降りていった。)

滑っているというよりかは、落ちて行ったという感じだった。エクストリームだった。しかも、雪じゃなくて氷河の上だった。

距離が長い上、快晴でどこでも滑っていいときた。最高だった。

何せガイドがメチャクチャな人で、『凍った川を滑ろう』とか、『崖の上から飛び降りよう』とか...

現地で聞いた話だが、スイスとイタリアとフランスの境にスキー場があるらしく(一昔前はパスポートを持って、山頂で提示しなければいけない所にあったらしい)、そこが世界で最高らしい。

明日からは雪模様。今年も寒くなりそうだ。