こんにちは。
毎週土曜お待ちかねの、家具のウンチクシリーズ第3弾です。
今回はアンティーク加工について少し、知ったかぶりをいれて語ります。
あまり真剣に読まずに聞き流していただく程度の知識ですので、
お気軽に斜め読みしてください。
先週も続々と家具が入荷してまいりましたが、
今回の荷物の中に、ご存知の型も多いかと思いますが、
【STANLEY】社の家具が入っておりました。
アメリカではかなり有名なブランドで、もちろん日本でもけっこう名前の通った家具メーカーです。
どれくらいか有名かと言いますと、入荷した翌日には問合せが来て、ドレッサーとナイトスタンドが
まとめ買いで売れちゃうくらいの商品です。
で、その家具なんですが、
普通に塗装を施した上で、長年使ったかのような雰囲気を出すために
せっせと、汚す!引っ掻く!削る!ハゲさす!
ことをしてあるわけです。
正直に言います。
これをわけもわからず初めて見たら、きっと
『汚い!!!!』というはずです。
Stanleyなんていう有名メーカーに限らず、
ほぼどのメーカー、どの家具も必ずアンティーク加工が施されています。
中には、アンティーク加工なのか、ホントの傷なのか悩むような跡もあったり
何ゆえこんなに汚すの?って疑問を持つわけです。
で、その理由なんですが、
アメリカの住宅事情では、ほぼ中古住宅。
と、言うよりも昔からあるお屋敷的に家が多く、
日本と違い、築年数を経た家をリフォームして使う方が多いそうです。
『長年使ったような歴史を感じさせる家にピカピカの家具は違和感ありあり!』汚し加工や、傷付け加工など、あえて、わざと、これでもかと、
『じゃ、最初から調和とれるよう汚しちゃえ!』
ツ
アンティーク加工がされているわけです。
当店でも、到着した家具を見て、『汚い!』『傷がある!』など
時たまお電話をいただきますが、
実はこれは欠点ではなく、
『味』なわけです!
日本の家具には考えられませんが、ぜひその古びた家具を愛する文化を
感じていただければ、より輸入家具をお楽しみいただけることと思います。
それでは、皆さんよい日曜日をお過ごし下さい!
You must be logged in to post a comment.
No comments
Comments feed for this article
Trackback link: https://blog.usfurniture.biz/archives/265/trackback