クイーンアン様式のドレッサーをご購入のお客様より商品到着のお電話をいただきました。そのときの会話です。
お客様 「商品のほう、とても気にいってるんですけど、背中の板がすごく膨らんでいてネジがはずれてるのもあるのですが。。。」
話を聞いていくとネジ外れというのはネジがついていた様子があり、穴だけになっているということでした。
スタッフに確認したところ、ドレッサーとミラーのセットした状態を撮影するため、当店がネジ付けを行った痕かも。。。ということで確認すると、位置的にもその様子。
そのお客様はそのセットのうち、ミラーなしの状態で購入されたのでその旨を説明すると納得していただけました。
お客様 「でも背中の板が3枚のうち、両端の背板がものすごく膨らんでいて横からみると少しビックリして、この先この背中の板はどうなるのか不安で。。。。」
実際に膨らんでいたのは私も確認しておりましたので、そのようにお伝えし、アメリカ人の感覚といいますか、その程度なら許容範囲になり、たとえばダイニングセットのテーブル天板ウラは全く塗装がされておりませんし、今回のように背板が波打っているというのも多々あるのです。
どうしても気になるようでしたら、反対側にフレームがあることを確認されて新たにネジを打つと膨らみは多少抑えられると思います。それから背板が今後どんどん膨らんでいくということはないと思います。とまぁ、お伝えすると、最初の心配そうなお声とは違い、明るい感じのお声になられ、
お客様 「わかりましたー。商品はすごく気に入ってるのでどうしようかな、と思ってー。ありがとうございましたー」
とのことでした。
輸入家具って日本人の感覚からすると信じられない点もたーくさんあります。でもこれで海の向こうでは品質検査(?)かどうかわかりませんが、通過して輸送されてくるんですよねー。
ちなみにテーブルなどの天板ウラに塗装されていないのは、使わないし目に触れないところに塗装してどうするの?的なものだそうです。
そのように言われたら「そっか」と思いますが。。。。少し微妙な感じが残るのは私だけでしょうか。
かといって、隅から隅まできっれーに作ってあるのも逆に輸入っぽくなくて不自然な感じがするのは私だけではないですよね。(たぶん)
そんなわけで、輸入家具を購入の際はそういった欧米人のおおらかな文化もまるごとひっくるめて受け止めていただけますとひっじょうに楽しくなると思います。
(ほとんどお願い状態)
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